
思春期婦人科外来
思春期婦人科外来
小学校高学年〜高校生くらいの思春期は、心身ともに大きな変化を経験する時期です。月経開始、体の発育、性に関する悩みなど、様々な問題を抱えることがありますが、なかなか相談しにくいと思っていたり、どこへ行ったらよいか、と迷ったりすることはないでしょうか。婦人科は小学生から受診していただけます。
当院では主に月経に関連するお悩み(代表的な例:月経困難症、PMS(月経前症候群))について初経を迎えた小学生からご相談して頂くことができます。
18歳未満の方は保護者同伴で受診をお願いいたします。
スタッフがご本人のみとお話する時間をとらせていただく場合があります。
婦人科診察は特に痛みを伴わないものも多いです、診察が必要な時は相談しながら行っていきます、いきなり内診を行うようなことはありません。特に診察を必要としないケースもあります。
診察が怖いと思う気持ちはよくわかります、その怖い気持ちも含めて、なんでもお話ししてみてください。
月経に関する相談
思春期世代の皆様は学校生活に加え、受験、部活の大切な試合、コンクール、友人との楽しみなイベント、色々なことが日々あると思います。月経に関する悩みのせいで、不安に思う時がある方、月経痛、月経不順、過多月経などの月経に関する悩みに対して、診察やアドバイスを行います。鎮痛剤、漢方、低用量ピル、黄体ホルモン製剤などたくさんの治療オプションがあります。月経に振り回されない生活が送れるよう一緒に考えていきましょう。
避妊に関する相談
性行動に関する助言や、様々な避妊法についての情報提供を行います。
女性の成長・発達の管理
乳房の発達、性器の変化など、思春期における身体的変化への対応を行います。
必要に応じて、高度医療機関への受診へつなげます。
性感染症の予防と治療
性感染症のスクリーニングや、感染した場合の治療を行います。
メンタルヘルスケア
思春期特有の心の問題、摂食障害やダイエットによる月経不順や無月経などについての診察をします。必要に応じて心療内科や精神科の受診へつなげます。
※ 当院では婦人科領域としてのメンタル不調についての診察を行なっております。低用量ピル、黄体ホルモン療法のみならず、東洋医学的な治療のご提案もしております。一方で、婦人科に関する不調ではなく、メンタル症状が強い場合は心療内科や精神科での相談をお勧めいたします。カウンセリングなど心療内科的な治療、相談は行っておりませんので予めご了承ください。
その他の健康相談
肥満、ニキビ、貧血など、思春期の女性に多い健康上の悩みに対応します。
思春期婦人科外来は、思春期女性の心身両面の健康を包括的にサポートする重要な役割を担っています。プライバシーの保護にも配慮しながら、専門的な立場からサポートしていきます。
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