2026年4月09日
ゴールデンウィークの旅行やイベントに向けて、「月経の日程をずらしたい」というご相談が増える時期です。大切な予定と月経が重なるのは嫌だと思う方も多いですよね。あらかじめ調整しておくことで、安心して過ごしていただけます。
月経移動は、適切なタイミングでホルモン剤を内服することで、月経を早めたり遅らせたりする方法です。
シンプルな治療ですが、開始時期が非常に重要になります。
■ 受診のタイミングが最も重要です
月経移動は、方法によって受診のタイミングが異なります。
①月経を遅らせたい場合は、移動したい予定月経の約1週間前までの受診を目安にしてください。(ぎりぎり3日前くらいまではどうにかなることが多いですが、最低でも5日前くらいまでには受診をお勧めします。)
②月経を前倒し(早めたい)場合は、さらに早いタイミングでの対応が必要となり、
「ずらしたい月経の前の周期において、月経開始から7日目まで」に受診していただく必要があります。
いずれも、このタイミングを過ぎると、ご希望どおりに生理日移動ができない可能性が高くなります。
もちろん、ダメ元でも・・というご相談にも応じますが、やはり失敗確率は上がってしまいます。
旅行、試験、試合、仕事、手術など、重要な予定がある方は、計画的な月経調整が有効です。「まだ先だから大丈夫」と思っているうちに、受診のタイミングを逃してしまうケースも少なくありません。
月経移動は、早めの準備をお願いします。
■ 当院での月経移動について
当院では、以下の方法で月経移動を行っています。
・中用量ピル(プラノバール):確実性が高く、短期間の調整に適しています
・黄体ホルモン製剤(ノアルテン):副作用が少なく、幅広い年代に対応可能
・低用量ピル:長期的に月経をコントロールしたい方向け
患者さまの年齢やご希望、副作用リスクを踏まえて最適な方法をご提案します。
■ ご相談時に確認させていただく内容
スムーズな診療のため、以下の情報が重要になります。
・最終月経・普段の周期(規則的かどうか)・月経が来そうな日・避けたい日程
月経周期が不規則な場合は、希望通りの移動が難しいこともありますので、あらかじめご了承ください。
特にゴールデンウィーク前は、「あと数日早く来ていただければ調整できたのに…」というケースも実際にあります。
・遅らせる場合 → 予定月経の約1週間前まで
・早める場合 → 前周期の月経開始から7日目まで
この2点を目安に、余裕をもってご相談ください。安心して大切な予定を迎えていただけるよう、丁寧にサポートいたします。